強烈な店主に捕まる
今日は妻と娘と蕎麦を食べに行きました。
天ザルを食べていると、店の店主がおもむろにポスターを指差し、
「これ、俺。今度レコードデビューするの。2曲入ってるからよ、どっち聴く?」
「えっ?あっ、オススメの方で…」
店主はラジカセを持ってきて店内に響き渡る爆音で演歌を流します。
「こっちの曲はよ、俺の今までの人生を歌ってんの。な?いい曲だろ。」(寝ていた4ヶ月の娘が爆音で起きて泣く)
「おっ、あっ、いい曲ですね…(蕎麦食べさせて…)」
「俺はよ、15の頃から唄やってんの。呼ばれて唄った所で、たまたま有名な作詞家さんの目に止まってよ、褒められてよ…(こっから20分ほど話が続く)」
私は蕎麦を楽しむのを諦め(泣)、この状況を逆に楽しむ事にしました。
レコードデビューまでの経緯、レコード会社との契約内容、今の演歌界の状況等、色々インタビューしてみました。
そしたら、もう話が止まらない(笑)気分が良くなったのか、いきなり立ち上がりカラオケのスイッチを入れ、唄い出すではないですか(笑)
何だこの探偵ナイトスクープ事案は…
一気に疲れ果ててしまいました。
店主は他のお客さんにも声を掛けるのですが、客も慣れているのか、
「あー!聴いたから!もう何回も聴いた!」
と、店主をあしらっています。
余りにも疲れたので、少し仮眠して、今から月足グラフ描きます。